2014-10-15

町たんけん

近くの小学2年生が、町たんけんに来ました。
リーダーからあいさつの言葉をいただき、清々しい開館を迎えることが出来ました。

自己紹介の後、一人一つずつ質問を聞きます。

「西部図書館には何冊の本がありますか?」

こういう場合に必ず出てくる質問です。
そして、何冊あると思うか必ず聞き返しています。
1,000冊~
5,000冊~
10,000冊~
とまぁこんな感じですね。
正解は、約105,000冊です。

次は、「年間何冊購入してますか?」

これも良く聞かれます。
正解は、約3,400冊です。
購入とは別に、利用者からの提供本も含めると、年間4,000冊程度増加する計算になります。
ただ、破れたり、壊れた資料は除籍したり、類似本が多い場合は、リサイクルとして利用者に配ることもしているので、毎年何千冊も増えている分けではありません。

その他は、「花の本は何冊?」「トイレの本は何冊?」と聞かれました。
即答できなかったのは、「と」で始まる本は何冊ありますか?というもの・・・。
これは困りました。何冊あるんだろう?っと考える前になぜ「と?」と思いました。
図書館の「と」かな?と思ったところで、絵本ならタイトル順に並んであるので、そこを案内しました。

その後、もやもやした気持ちが続いたので、お昼休みを利用して調べてみることにしました。
職員が使っている図書館システムでは、そのような検索は出来ないので、裏技を使います。
検索キーで最初の文字が「と」は何冊?ってデータベースにアクセスしてみると、3,992冊と出ました。っといってももう帰った後なので、時すでに遅しですが。
西部図書館の所蔵数を五十音数で割ってみても、「と」で始まるのは本は、他の文字より多いことが分かりました。

質問タイムの後は、図書館内見学です。
ただ、質問に時間がかかってしまったので、利用者が入ることが出来ない、事務室と閉架書庫を案内しました。
狭い部屋に敷き詰められたリール書庫。それを見た子どもは必ずこう言います。

「すごい!」

近隣の図書館が休館しているので開館時から忙しかったですが、私も楽しい時間を過ごせました。